東尋坊の崖っぷちに追いやられてからが成長のチャンス。|(株)プロジェクトタネ 西田さん

就職活動をする学生の方に、「北陸で自分らしく楽しく働く人を紹介したい」と企画した「社会人先輩インタビュー」。
第一弾は、株式会社プロジェクトタネで営業職(アカウントプランナー)として働く新卒2年目の西田さん。
会社の若きエースとして活躍しながらも、つい最近挫折の経験があったようで…?

氏名:西田将大
所属:株式会社プロジェクトタネ
職責:チーフアカウントプランナー(営業職)
社歴:新卒2年目(2021年新卒入社・学生アルバイトを経2年間経験)

あなたの仕事内容は?

私は「アカウントプランナー(AP)」という仕事をしています。
この職種は、クライアント(お客様)の抱える販促課題を見つけ、その課題に対する打ち手として、web広告やSNSの運用などをご提案する営業職です。

また、お客様に提案して終わりではなく、毎月予算や配信するクリエイティブ(広告素材)、ページの改修などを行い、少しずつ広告効果を改善する「運用」という業務が伴います。

そして、毎月の問い合わせ数、サイトへのアクセス数、どの広告の効果がよかったのか、前月と比べて改善した点はなにか、などをクライアントに定例会議でご報告します。
クライアントから厳しい意見が飛んでくることも多々ありますが、それ以上に、問い合わせが増えて感謝のお声を頂ける点にやりがいを感じます。

他の広告代理店の営業の方とお話していて、タネがいい意味で変わっていると感じた点は、「(継続案件であれば)毎月お客様の元へご訪問すること」です。

上記のように、受注して終わりではなく、オペレーション(運用)やレビュー(毎月の振り返りのご訪問)と、受注後もクライアントとの関係性はずっと続きます。
人によっては上記のような業務を「面倒」「大変」「割に合わない」と思うかもしれませんが、私はそのように思ったことは一度もないと断言できます。
むしろ、私の提案を信じて貴重な販促予算を我々に預けてくださっているわけですから、各クライアントの担当者さんに感謝しかありません。

普段仕事をしていて感じるもう一つの喜びは、「相手が自分の話を対等に聞いて、受け入れてくれる」点です。
私は現在23歳で、世間的に見れば社会人になりたてのヒヨコです。対して、クライアントの担当者さんには、地元じゃ誰でも知ってる有名企業の社長や、執行役員の方もいます。まさに百戦錬磨の社会人の方々です。

冷静に考えると、そんな方々が、自分の話を聞いてくださる点に驚きを感じます。対等な状況というのは、年齢や社会的地位だけが形成するわけではないのだと知りました。

お客様が私の話を聞いてくださるのは、「君、若いのにすごいね」などという忖度では決してなく、正しい問題解決の思考プロセスを得ているのと「数字」を使って話しているからだと思います。

この仕事では「数字」を非常に扱います。私は文系出身で、数字が大のニガテだったのですが、訓練さえすれば、完全未経験でも活躍することができると思っています。

私の学生時代や過去話をしだすと長くなるので、詳しくはこちらをご参照下さい。

入社からの成長ストーリー

つい数カ月前、とある企業さんにweb広告のご提案をしていた時のことです。30分程のプレゼンが終わった後の、担当者さんからの一言でした。(もう少し遠回しな表現でしたが)「この内容って、他社でもできると思うんですけど。御社のならではの強みってなんですか?」と言われました。言われたその時は動揺して、納得感ある返しができなかったのを覚えています。

手前味噌ながら、私の強みの一つは、お客様へのご説明の際に、専門用語を極力使わず(使っても言い直します)、平易な表現で話せる点だと思っています。

また、その出来事までは石川・富山のweb広告を取り組んだことのないようなお客様に営業活動していたので、その強みも相まって受注率は比較的高い方ではありました。

しかしその出来事があったお客様は、webマーケティングの知識をある程度持ち合わせている方で、当時提案した内容があまり刺さっていない印象でした。

その出来事の前までの時期が順調だっただけに、正直挫折でした。当時の提案書の構成自体も、自分の型に染まった&過去に受注率の高かった内容だっただけに、これまでの必殺技が全く通用しない未知の体験でした。

しかしそれをきっかけに、営業メンバー全員で「自分達の強みについて改めて考えよう」とミーティングを重ね、チーム間での共通言語ができました。また、私個人としても、「もっと知識のあるお客様と話せるようにレベルアップしなくては」と思い直し、業界の最新知識を積極的に収集したり、アウトプット(提案書やレポート)の内容を見直すきっかけになりました。

髙平社長が自身の経験も踏まえ「東尋坊の崖っぷちに追い詰められてからが人間本番だ」とよく話してくれます。要は「人は自ら危機感を覚えないと、本気で自分を変えようとも成長しようとも思わないものだ。」という事なのですが、これには私自身も過去の体験を通じて本当に共感しています。

自分が成長できたと思う瞬間はいつも、気持ちがポジティブだった時より、ネガティブに追い詰められていた時だったなと振り返って思います。

社会人になって感じた、わたしが思う「仕事・会社の選び方」

自分も大学時代そうだったのですが、「世の中にどんな仕事があるのか」「自分は何をやりたいか」を知ってる就活生はごくわずかなんじゃないかなと思います。

(もし、「自分は小さいことからパイロットになりたい!」などの夢があるなら、迷わずそっちに行った方がいいと思います)

私は、多少しんどい思いをしてでも、20代のうちにビジネスマンとしての市場価値を上げられる環境に飛び込むことがいいんじゃないかと思います(所謂「ブラック企業」に入ることを推奨しているわけではありません)

具体的には、入った会社の業界知識よりも、「ロジカルシンキング(論理的思考)」「分かりやすい文章を書けるようになる」「ExcelやWordを使いこなせる」などの、普遍的なスキルを身につけたほうがいいと考えます。

私がそう思うに至った理由として、社会人になってから出会った「この人はすごい!尊敬できる!」と思った人はすべからく、20代の頃に苦労し、挫折を乗り越えていた経験があったからです。

有名な話ですが、終身雇用は既に崩壊し、今後仮に大企業に入っても、転勤・出向・左遷もまかり通る世の中で、その会社の本体で勤めあげることの方が難しいんじゃないかと思います。

昔は会社員が一つの企業に勤めあげる前提だったので、会社が必要な人材を育成するスタイルでした。しかし今は、ネットが発達しているので、企業側からすると、必要なスキルセットを持った人材を簡単に探せる時代になりました。

そうした背景もあるので、20代は自分に負荷をかけてでも、将来の選択肢を増やすために、自分の市場価値を上げられる環境がいいんじゃないかと私は思います。

大学生のうちにやるべきと思うことを本音で教えてください

俗にいう、いい仕事に就いたり、有名企業に入るには「何か特別な経験をしないといけない」と思われがちですが、別にそんなことはないんじゃないかなと思います。

それよりも大事なのは、アルバイトでもサークルでもなんでもいいので、数多くの「学び」を得ることだと思います。(企業の人事の方も、経験自体よりもそこを見ているとよく聞きます)

私はタネのインターン以外に、イタリアン居酒屋とカラオケのホールのバイトを掛け持ちしてました。そこでは社会人の足腰が身に付いたと思っているのですが、一番感じたことは「小さい頃に教わったことは、社会人で活きる」ということです。

「ウソをつかない」「悪いことがあったらすぐに報告する」「約束を守る」「人のアドバイスは素直に聞く」など、ごく当たり前のことができる人が強いと知ったことが、アルバイトをしていた当時の最大の学びでした。

就活の時は、付け焼刃で身に着けた業界知識よりも、そんな学びをたくさん持っていることが大事だと今では思います。

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