【24卒】グループワークとは?企業は就活生の何を評価しているのか|新卒採用

グループワークは多くの企業が採用する選考方法ですが、苦手意識を持っている就活生は多くいます。
しかし、採用する企業側の意図や、評価のポイントが分かれば、何を意識してグループワークに臨めば良いかが分かります!

はじめに

書類選考が無事通ったら面接へと進みますが、企業のなかにはグループワークを取り入れているところもあります。

しかし、グループワークに取り組むといっても、どのようなことを行わなければならないのか、よく分からない就活生も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、グループワークについて詳しく解説します。この記事を読むことで、グループワークの概要実施される目的企業側の評価ポイントなどを把握することができますよ。後半では、グループワークを成功させるコツもお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

グループワークとは?

グループワークとは、採用活動で取り入れられている選考方法の一つです。GWとも呼ばれます。グループワークでは、出題されたテーマについてグループのメンバーで討論を行い、その結果たどり着いた結論や制作物を発表します。

グループワークを実施することで、企業側は書類選考や面接だけでは分からない志望者の性格や、コミュニケーション力などを把握することが可能です。また、ミスマッチを未然に防げるといったメリットもあります。


グループワークとグループディスカッションはどう違うのか

グループワークと似た選考方法に、グループディスカッションと呼ばれるものがあります。グループディスカッションとは、与えられたテーマについてディスカッションすることです。自由討論型・ディベート型・課題解決型・選択型の4種類があります。

グループワークもグループディスカッションも、学生たちの関わり方が評価されるのは同じです。しかし、グループワークはディスカッションの結果が評価対象となります。結論を導き出すところが注目される分、しっかりとした結論を出さなければなりません。

一方、グループディスカッションではディスカッションの内容が評価対象となっています。グループワークとは違って、結論や成果を出すところまでは要求されないケースが多いです。

グループワークとグループディスカッション、それぞれの主な評価ポイントを以下にまとめましたので、参考にしてみてください。

・グループディスカッション:コミュニケーション力、協調性、リーダーシップ
・グループワーク:コミュニケーション力、協調性、思考力

グループワークの種類

グループワークには、プレゼン型のグループワークと作業型のグループワークの2種類があります。ここでは、プレゼン型と作業型の特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


プレゼン型グループワーク

プレゼン型のグループワークでは、参加者は与えられたテーマに対して制限時間内でディスカッションを行います。その後、グループとして導き出した結論をホワイトボードや紙に書き出し、最後にプレゼンテーションを行う、といった流れです。

プレゼン型グループワークでは、社会問題の解決方法や答えが出ないテーマなどが出題されます。なお、プレゼン型には、自由討論型・課題解決型・ビジネス型・選択型の4種類があります。

プレゼン型グループワークを成功させるには、出した結論を上手にまとめることがポイント。説得力のあるプレゼンテーションを行うため、練習時間を確保することも重要です。

プレゼン型のグループワークの場合、最後のプレゼンテーションに注目する企業が多い傾向にあるため、プレゼンに自信のある方は発表を担当させてもらいましょう。プレゼンに使用する資料も評価されますので、プレゼンが苦手な方は資料作りに力を発揮するようにしてください。


作業型グループワーク

作業型グループワークとはディスカッションではなく、テーマに即した物を制作することが中心となるグループワークです。制作物を作る時間が短時間であることが多く、メンバーと協力し合いながらスムーズにそれぞれの役割を決め、効率的に作業しなければなりません。

よく出されるテーマはペーパータワーの制作です。チームで協力し合いながら、なるべく高いタワーを作ります。その他、商品のチラシ・ある地域のマスコットキャラクター・ブロック、テープ、積み木などを使って何かを作る、といった課題が出されることも。

作業型グループワークでは、多くの企業は完成した制作物よりもチームワークに注目しています。しかし、職種によっては、参加者の技術などもチェックされるでしょう。その他、自主性や創造力なども評価対象です。

グループワークでの役割分担

グループワークにはどのような役割があるのでしょうか。グループワークでの役割分担は以下のとおりです。

・進行役
・書記
・タイムキーパー
・役割なし

それぞれの役割は以下の記事で詳しい説明しています。ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
グループワークの役割とは?役割の内容・気を付けるべきポイントをご紹介

グループワークを成功させるコツとは?

ここまでは、グループワークについて詳しく解説しました。グループワークがどういったものかが分かり、「難しそう」「成功させる自信がない」そう思った方もいるかもしれません。

そこでここでは、グループワークのコツを紹介します。これからご紹介する3つのコツを踏まえて、グループワークを成功させてくださいね。


事前にメンバーと雑談しておく

グループワークが始まる前に、グループの人たちと雑談しておくのがグループワークを成功させるポイントです。

まったく話したことのない人たちとスムーズに話し合いを進め、チームワークを発揮することは難しい場合もあるでしょう。しかし、事前にメンバーと雑談して多少打ち解け合っておくことで、グループワークの最中もコミュニケーションしやすくなります。

時間があまりない場合は、明るい表情で「よろしくお願いします!」と声を掛けておくだけでもOKです。


グループワークの練習をしておく

ディスカッションやプレゼンテーションが苦手な方は特に、事前にしっかりと練習しておくことが大切です。就活仲間に協力をお願いし、さまざまなテーマでグループワークの練習をしておいてくださいね。
可能なら社会人の先輩にも練習を手伝ってもらえれば、より良い練習となり、自信もつくことでしょう。


積極的に発言する

グループワークでは、発言しなければ評価してもらえません。そのため、失敗を恐れず積極的に発言することを意識してください。発言が苦手な方は、進行役やタイムキーパー、書記といった役割を務めると良いでしょう。

なお、他のメンバーと同じ意見しか思いつかず、発言できないこともあるかもしれません。その際は、既に出された意見に自分のアイデアを付け足して発話してみると良いでしょう。

まとめ

採用選考で面接の代わりに取り入れられることがあるグループワーク。企業側は、グループワークを実施する際、参加者のコミュニケーション力協調性などをチェックしています。

前述したとおり、グループワークには、出題されたテーマについてグループのメンバーと討論し、結論を導き出してプレゼンテーションを行う「プレゼン型グループワーク」、メンバーと協力し合って制作物を作る「作業型グループワーク」があります。

グループワークを成功させるために、上記でお伝えした企業側の評価ポイントをしっかり頭に入れておきましょう。また、グループワーク前には何度も練習を重ねて自信をつけ、本番では積極的に発話するようにして、高評価を獲得してくださいね。

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