【24卒】インターンシップは就活に有利?参加する意味、種類、探し方をご紹介|新卒採用

今や多くの就活生が参加するインターンシップ。
「周りが参加しているから・・・」という理由で、なんとなく参加するだけでは時間が無駄になってしまうかもしれません。
インターンシップに参加する意味をしっかり理解し、就職活動を有利に進めましょう!

はじめに

今や多くの就活生が参加するインターンシップ。

2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生のうち86.7%がインターンシップの参加を経験しているというデータもあるくらい、メジャーな就職活動のひとつです。

しかし、「周りが参加しているから・・・」という理由でなんとなく参加するだけでは、インターンシップのメリットを十分に活かしきれずに時間が無駄になってしまうかもしれません。

この記事ではインターンシップの種類や、インターンシップに多くの学生が参加する理由について紹介します。

インターンシップの探し方も紹介するので、ここで紹介するインターンシップに参加する意味をしっかり理解して就職活動を有利に進めましょう!

インターンシップとは

インターンシップとは、企業が求職者(主に新卒)向けに提供する就労体験であり、企業にとっては採用活動のひとつです。

学生側としては、特定の企業に就職する前に就労体験ができることで仕事や業界、社会についてイメージを掴めるメリットがあります。

また企業側としても「学生の、書面だけでは測れない本当の実力」を見極められるメリットがあります。

ちなみに給料が出る場合もありますが、アルバイトとはまったく別物。

アルバイトは端的にいうと「学生の労働力」と「企業のお金」を交換する場です。マニュアルをマニュアル通りにこなす能力があれば、アルバイトは基本的には成り立ちます。

しかし、インターンシップは上記の通り「学生と企業の相互理解を深める場」としての性質が強く、報酬の優先順位としては二の次です。学生が「労働力とお金の交換の場所」と思っていては、インターンシップは成り立ちません。

インターンシップとアルバイトを混同しないようにしましょう。

多くの就活生がインターンに参加する4つの理由

多くの就活生がインターンに参加する理由は以下の4つです。

・業界研究のため
・職業体験のため
・内定獲得のため
・実践的な経験を積むため

ではここから、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

業界研究のため

インターンシップを通して実際に会社に入ることで、インターネットや書籍では知り得ない情報や肌感覚をつかむことができます。

また、その業界で何年も働いているエキスパートから「リアルな現場の声」も聞けるので、インターンシップをしなかった就活生と比べ、業界に関する理解に大きく差が開くでしょう。

職業体験のため

インターンシップを通して「会社で働く」ことや「特定の業界の働き方」の実感をつかめます。

1日で完結するインターンシップで職業体験をするのは難しいですが、長期間に渡るインターンシップでは、OJTの要領で実際に働いている先輩のもとで業務にあたるため、就職後のミスマッチを防げます。

「あの会社で働くのは、どんな感じなのだろう」「本当に私は社会人としてやっていけるのだろうか」と不安なあなたはぜひインターンシップに参加しましょう。

内定獲得のため

内定獲得のためにインターンシップに参加する人もいます。

企業側から見ると、インターンシップは学生のポテンシャルを見抜くいい機会

学力テストでは測れない学生の素質や、面接だけでは見抜けない熱意などが確認でき、採用後のミスマッチが起こりづらくなるためです。

用意周到な学生は企業の思惑を見越して、正式な採用が始まる前から企業にアピールする場としてインターンシップに参加しているのです。

インターンを実施している企業の中には、選考の一部免除制度を導入している企業もあるので、事前にリサーチしておきましょう。

実践的な経験を積むため

長期的なインターンシップでは企業の社員の下に付いて業務に取り組むことも多く、実践的な経験を積むためにインターンに参加する人もいます。

インターン生同士でアイディアをプレゼンして企業の社員に批評してもらう「コンペ型」や、社員に混じって一定の成果を期待される「プロジェクト型」など様々な形態のインターンが開催されています。

OB・OG訪問の際にインターンについても聞いておくと、実践的なインターンシップを実施している企業の情報を聞けるかもしれません。

インターンシップには3つ種類がある

インターンシップには一つではなく、次の3種類に分けられます。

・1dayインターンシップ
・短期インターンシップ
・長期インターンシップ

どのインターンシップが優れている、ということはありません。

あなたの生活スタイルや就職活動の進め方を考慮して、インターンシップを選びましょう。

では、それぞれのインターンシップの特徴を見ていきましょう。

1dayインターンシップ

1dayインターンシップは一日限りのインターンシップです。

主に知名度の高い大企業が行うことが多く、一見すると説明会と大差ない場合がほとんど。

ただ実際に社員が働いている環境を見学できたり社員の方の話が聞けたりと、説明会よりも一歩踏み込んだ理解が得られるので「説明会で聞いたからいいや」というものではありません。

夏休みに多くの企業が1dayインターンシップを行うので、複数の企業比較にもぴったりです。

短期インターンシップ

短期インターンシップは1週間から1ヶ月程度の期間で行われるインターンシップです。

学生同士でチームを組んで課題解決に取り組む、工場で実際に工作してみるなど話を聞くだけにはとどまらない内容です。

短期インターンシップは夏休みに行われることが多く、インターンシップ期間中は週3~5日、会社員と同じように出勤するかたちとなります。

「会社に勤めること」の一端に触れることができるでしょう。

1dayインターンシップとは違って選考を兼ねている場合もあり、同期間や先輩とのコミュニケーション能力や、課題の解決能力が試されます。

長期インターンシップ

長期インターンシップは数ヶ月スパンで行われるインターンシップです。

企業の一員として実業務にあたる部分が他のインターンシップと違うポイント。

それだけにより実践的な経験やスキルが身につけられるので、他同年代の学生に大きな差をつけられるでしょう。

ただ週3~5日の出勤を数ヶ月間ずっと続けることになるため(毎日の時間は5時間程度~フルタイムまで様々)、その間学校やサークル、アルバイトはうまく調整する必要があります。

理系学生など4年間しっかり朝から晩まで講義や実験などで忙しい場合は参加がそもそも難しい場合も。

しかし、長期インターンシップは就職前に会社が業界との相性を確認できる貴重な機会です。「思っていた仕事じゃなかった」と就職してから後悔する可能性を軽減できるため、可能な限り都合をつけて参加することをおすすめします。

インターンシップの探し方

インターンシップの探し方は大きく分けて3通りです。

・大学のキャリアセンターに来ている案件から探す
・インターネットを利用する
・OB・OGの紹介

大学のキャリアセンターに来る案件は、過去の実績から比較的参加しやすい傾向があります。とはいえ学校ごとに採用枠が割り振られている場合も多く、事前に校内での選考を行うケースもあるので注意しましょう。

インターネットを利用すると、様々な選択肢からインターンに参加する企業を選べるメリットがあります。会社に対するアプローチ方法も様々で、会社HPから申し込む方法、求人情報サイトから応募する方法、Web説明会から申し込む方法など多岐にわたります。

ただ、どの方法を選ぶとしても、全国の大学生がライバルになる点に注意しましょう。応募してもなかなか採用までたどり着きにくいのです。

その点、OB・OGの紹介の場合、会社数自体はかなり絞られてしまうものの、会社側がある程度あなたについて知っている状態となるため、応募が通りやすいメリットがあります。

まとめ

インターンシップとは、会社と学生が相互理解を深めるための就労体験を指します。

インターンシップに参加する学生には以下の4つのメリットがあり、毎年多くの学生がインターンシップに参加しています。

・業界研究のため
・職業体験のため
・内定獲得のため
・実践的な経験を積むため

インターンシップは大きく1dayインターンシップ、短期インターンシップ、長期インターンシップの3種類あります。あなたの生活スタイルや就職活動の進め方を考えてインターンシップを選びましょう。

インターンシップの探し方は次の3つ。

・大学のキャリアセンターに来ている案件から探す
・インターネットを利用する
・OB・OGの紹介

それぞれに一長一短があるため、どれか一つではなく並行してインターンシップ先を探しましょう。

インターンシップに参加することで、会社とのミスマッチを確実に減らせます。

「せっかく就職したけど、思った仕事ではなかった……。辞めたいけどまだ1年目だし」と悩みたくないあなたは、ぜひ就職する前にインターンシップに参加しましょう。

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